土砂災害時、ドローンによる探査実験

土砂災害時、ドローンによる探査実験

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雨がたくさん降ると地盤が緩み、土砂災害の起きる危険性が高まります。土砂災害が起きてしまうと、もはや人の手では止めることができず、大切な家財が流れ出し、人の命に関わることもあります。中には、車に乗ったまま埋没したケースも見られ、迅速な救助が大切です。そこで期待されているのが、探査センサーを付けたドローンです。

先日、産業技術総合研究所は新エネルギー・産業技術総合開発機構のプロジェクトにおいて、ドローンにつり下げた電磁探査センサーで、地中に埋没した車両の位置を特定する実験に成功しました。土砂災害時に迅速な救出活動への貢献が期待されています。

・開発の社会的背景

2016年の熊本地震で起きた土砂災害では、二次災害の懸念もあり、災害場所に人が立ち入ることができず、車両などの埋没物の迅速な探査作業がとても困難でした。また、近年ではゲリラ豪雨などの大雨による土砂災害が多く見られ、2016年には過去10年で最大件数にあたる1,492件の土砂災害を記録し、死者18名、負傷者15名もの被害を生みました。土砂災害時は人ではなく、ドローンなどによる無人探査が必要で、今回の調査が実用化されれば安全かつ、迅速な人命救助が可能となります。

・実験内容

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今回行った実験は、軽自動車2台を地下1.5 m(浅部)と3 m(深部)に埋設し、ドローンにより探し出すという内容です。使われたドローンには金属物の存在を探知できる「地下電磁探査センサー」、位置情報を確認する「GPS受信器」、対地高度を測る「超音波距離センサー」、センサーの制御と計測データのモニタリングのための「無線通信装置」を搭載し、これらの情報をデータ化し、無線で受信する仕組みになっています。驚くべきところは、システムもさることながら、長さ1.6m、総重量4.5kgというセンサーボードをドローンが4mの位置でつり下げ、地上から1m程度の高さに保ち調査するというドローン技術です。この技術により、ドローンからリアルタイムに受信したデータを、航空写真と重ねて表示しながら埋没車両の位置を現場で特定するのです。

・実験結果

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まず、実験場全体を測定しました。その結果、浅部に埋没した車両1台をわずかに検知できた程度でした。しかしその後、埋没車両と思われるデータを検知したエリアを細かく航行し、調査した結果、浅部の埋没車両は明瞭に検出でき、深部の埋没車両もわずかながら検出することができました。つまり、今回の実験結果では、土砂災害時に埋没した車両をドローンにより探し出すことが可能という結論に至ったのです。

・これから

実際の災害現場では、風、雨など自然の影響や、災害状況によって、センサーをつり下げた状態でのドローンの航行が不安定になる可能性があります。より安定した航行が望まれるとともに、精度の高い探査システムを構築し、実用化に向けて促進することが大切です。土砂災害でドローンが活躍する日はそれほど遠くないでしょう。

・建物をドローン調査

ここ数年、ドローン技術は発達し、さまざまな場面で活躍しています。当社では建物全体をドローンで調査し、目視では発見できない老朽箇所を見つけ出し、修繕に役立てていただいております。地震などの災害はもちろん、雨の多い時期は家の老朽箇所の悪化が進む可能性があり、早めの対策が必要です。また、修繕時には火災保険を活用するなど、プロによるさまざまな提案をさせていただいております。ぜひ、当社のドローン技術をお役立てください。

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