福島県で震度5弱M7.4 東日本大震災との関連性は?

福島県で震度5弱M7.4 東日本大震災との関連性は?

2016年11月22日6時頃、福島県沖で震度5弱マグニチュード7.4の地震が発生しました。この地震では福島・宮城・岩手・茨城の4県に津波警報・津波注意報が出されています。津波を伴う大きな地震があるのは東日本大震災以来、ニュースでも「東日本大震災を思い出してください」と呼びかけられるほどです。

津波の発生により、警報が解除された現在(22日15時)でも緊張感が漂っています。今回は東日本大震災との関連性など現時点で分かることをお伝えすると共に、地震や津波についての注意を呼び掛けていきたいと思います。

東日本大震災との関連性

日本で地震が起こる仕組みはプレートにある

日本は陸のプレートであるユーラシアプレート・北米プレート、海のプレートである太平洋プレート・フィリピン海プレートの合計4つのプレートの上に存在しています。海のプレートは1年に数cmの速度で陸のプレートに沈み込む動きをしており、その負荷により地震が発生する仕組みです。

東日本大震災ではプレートの境界の大規模な滑りによって大地震が起きることとなりました。しかし今回は境界よりも浅い陸のプレートが引っ張られたことによって起きた正断層型地震とのこと。つまり厳密には異なる性質のものですが、気象庁では東日本大震災の余震の範囲であるという見解が出されています。

更に今回の地震はマグニチュードが7.4と大きかった上に震源が25kmと浅かったため、海底がずれて津波の発生に繋がったようです。今後もマグニチュード7クラスの強い地震が発生する可能性は十分にあり、引き続き警戒が呼びかけられています。

福島県3メートルの津波「すぐくる」

東日本大震災の教訓が生かされたのか、早朝だったからか、今回はいち早く津波に関する情報がニュースで流されました。中でもNHKのニュースで津波が福島県に「すぐくる」と報道され、テロップには「すぐ にげて!」「つなみ!にげて!」など緊張感を煽るテロップが流されていました。

今回の地震で発生した津波の観測結果は以下のようになっています。

■岩手県

  • 久慈港 80センチ
  • 宮古港 40センチ
  • 釜石港 20センチ
  • 大船渡港 40センチ

■宮城県

  • 石巻市鮎川港 80センチ
  • 仙台港 1メートル40センチ

■福島県

  • 相馬港 90センチ
  • いわき市小名浜 60センチ

■茨城県

  • 大洗港 50センチ

■千葉県

  • 勝浦市興津港 10センチ
  • 館山市布良港 30センチ

■東京都

  • 八丈島八重根 30センチ

当初、福島県・宮城県では3メートルの津波が予測されていました。最大40メートルの東日本大震災に比べると小規模に感じるかもしれません。しかし津波の威力は凄まじく、実際のところ1メートルの津波に襲われた場合の生存率はほぼ0に近いとのことです。

1メートルの津波は死亡率100%

今朝の津波警報を受けて、Twitterに投稿されている一枚のパネルが話題となっています。そのパネルは福島県いわき市の施設に展示されていたパネルで、「津波による浸水と死亡率」と記載されています。

  • 浸水30cm 健康な成人なら何とか立てる。歩行は難しい《死亡率 0.01%》
  • 浸水50cm 車やコンテナが浮き出す。何かにしがみつけば立てる《死亡率 4.8%》
  • 浸水70cm 膝を超え水の力が強くなる。健康な成人も流される《死亡率 71.1%》
  • 浸水100cm とうてい立てない、漂流物にぶつかる。死亡する確率が高い《死亡率 100%》

ご覧の通り、1メートルの津波でもまともに直撃すれば死亡率は100%と記されています。更に津波は2メートルで木造家屋の半数が全壊、3メートルでほとんどが全壊するとも。これを見れば津波の威力と恐ろしさが分かりますね。

今後も地震による津波に襲われるおそれは十分にあります。このことを記憶し、万が一のときに迅速な避難行動ができるようにしておきましょう。

津波だけじゃない!地震火災の発生

津波だけじゃない!地震火災の発生

地震による二次被害で恐ろしいのは津波だけではありません。同日午前6時17分頃、いわき市にある事務所で火災が発生しました。約20分後に無事鎮火されましたが、地震はこのようにして火災を引き起こすこともあるのです。

事務所の出火原因は分かっていませんが、これから寒くなっていくことで火災リスクはどんどん上がります。というのも、よくある火災の原因には暖房器具からの出火が含まれるからです。実際に地震火災の原因も暖房器具が多く、4月に起きた熊本地震では地震火災は16件と大きく抑えられています。

地震火災を防ぐためには、地震発生時に電気機器の電源を切ること、ロウソクやコンロなどをしっかり消すこと、避難の際はブレーカーを落とすことなどに気を付けましょう。ブレーカーの中には「感震ブレーカー」と言って、揺れを感知した際に自動的に電源を落とすものもあるので設置を検討しても良いかもしれません。

地震火災についてはこちらの「恐怖の二次災害「地震火災」とは?原因と対策もご紹介」で詳しくご説明しています。是非ご参照ください。

災害後の生活再建には”保険”が必須

災害後の生活再建には”保険”が必須

地震や津波などの災害から身を守った後、どうしても残る課題は生活再建です。大規模災害を受けると被災地の家屋はダメージを受け、場合によっては住み続けるのが難しい状態になってしまいます。

そんなときは保険が役に立ってくれます。自然災害や火災事故によって受けた災害は通常火災保険で補償を受けることになりますが、地震や津波を起因とした被害は地震保険での対応になります。”地震が原因で起きた火災”についても地震保険での取り扱いになりますので覚えておきましょう。

地震保険は火災保険に付帯させる形で加入する保険で、昨今は度重なる大震災で加入率が増加しています。地震保険には建物の価値の30~50%の金額でしか加入することが出来なかったり、適用に厳しい基準があったりと、複雑なものです。しかし、万が一のときに少しでも補償を受けられるように、まずは加入を検討してみることをおすすめします。

震度4以上の地震で受けた被害であれば地震保険が適用される可能性もあります。今回の福島県沖地震で家屋に被害を受けた方は申請してみてはいかがでしょうか。

※当サイトでは保険の加入についてのご質問は承っておりません。

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